音痴矯正の際にもう一つ重要になるのが、閉鎖筋と呼ばれる声帯を閉じる働きを持つ速筋群です。歌唱の際は声のボリュームなどを調整する働きを主ににないます。速筋とはヒラメの白身に代表されるように、短い時間に強い力を発揮する筋肉です。閉鎖筋は、伸展筋に比べて数も多く強力な力を発揮し、伸展筋とのバランスをうまくとらないと音程をうまくとることができず、歌が上手く歌えない状態になります。