紙や まさみさん(60代 女性)

子供の頃からキーが低くて、学校で皆と同じように歌えたことがないので、ずっと音痴だと思い込んでいました。人からも音痴だと言われ続けて大人になり、60年間鼻歌さえも歌ったことがなく、諦めていました。

私はシャンティパットというヨーガ教室を主宰しており、インドの伝統的なヨーガ・メソッドを取り入れた指導を行っています。その中に、インドの賛美歌を歌うキールタンがあります。それをクラスに取り入れることになり、止むを得ず私も歌うことになってしまいました。

やると決めたものの、音痴の私が本当に歌えるのか、途方に暮れていたところ、大久保先生に出会うことができました。先生の解説で自分が音痴ではなく、キーが合わないだけだったという事はわかりましたが、60年間歌ったことはおろか、音楽に興味すら無かったので、人前で歌う事に恐怖心さえあったのです。

けれど先生の熱意が私にも伝わってきて、思うように歌えない時期を乗り越えることができました。発声方法から音程の取り方、リズム練習など、基礎の基礎から私にあったやり方を懇切丁寧に、根気よくご指導いただき、音痴のトラウマから少しずつ解放されていきました。

今ではコードの伴奏で歌えるようにまでなりました。これはひとえに大久保先生のジャンルにとらわれず、研究熱心な姿勢で生徒のニーズに答えて下さるご指導のお蔭です。ついにキーボードでの弾き語りまでできるようになり、キールタン・バンドのリードボーカルとして、参加者の皆さんと一緒に楽しくエネルギー全開で歌っています。夢のようです。心から感謝しています。

シャンティパットリンク