歌う事は口笛を吹く事に似ています。なぜなら口笛を吹くときに私達は、お腹の支えや、腹式呼吸など考えず、唇に神経を集中させているからです。歌も実は、喉に意識を集中させるだけで歌えるのです。今ほかのボーカルスクールでは腹式呼吸、お腹の支え、どこに音を響かせるかなどを使ったボイストレーニングが主流となっていますが、千年以上の伝統に裏打ちされたイタリアの教会で生まれた発声法は、このどれをも教えてはいません。彼らは長い経験から、人間の声は裏声と地声の二つしかなくこれらを発達させ、融合される事によってのみ、人間は自由な歌唱を得られる事を知っていたのです。
ここで間違えて頂きたくないのは、これは現在ほかのボーカルスクールでミックスボイスと呼ばれるものとは異なるという点です。そもそもミックスボイスとはどのようなものなのか、概念が曖昧です。
では私が皆さんに提供したいと思っている声はどのようなものなのかという事になりますが、歌手の名前を挙げていったほうが分かりやすいと思います。
男性では、パヴァロッティ、スティービー・ワンダー、小田和正。
女性では、グルヴェローヴァ、セリーヌ・デュオン、アンジェラアキ。
こういった人達は、全て混ざった声で歌っています。
これが私の目指す融合された声の手本です。喉の仕組みを正しく使えば、自分らしく、鳥がさえずるように必ず人は歌えるようになります。この方法は、1700年代にイタリアで活躍した歌手であり、歌唱教師であるマンチーニが本の中で詳細に綴っています。ですから、当スクールの歌唱法もマンチーニメソッドと呼ぶ事にします。
また、マンチーニメソッドを使うことにより音痴矯正も可能です。高額なCDや教本を使ったり、特殊な道具も要りません。矯正法ははっきりと音痴矯正のページに書いてあります。そちらをご覧になって興味を持たれたら体験レッスンにお越しください。
あなたも、マンチーニメソッドでもう一度歌を歌ってみませんか。

推薦図書

「ベルカント唱法」 コーネリウス・Lリード著 渡部東吾訳 音楽之友社

「ベルカントの継承」 ジャンバッティスタ・マンチーニ著 渡部東吾訳 アルカディア書店

「ベルカントの視座」 ピエルフランチェスコ・トージ著 渡部東吾訳 アルカディア書店

「奇跡のボイストレーニング」 弓場徹著 音楽之友社

「奇跡のハイトーンボイストレーニング」 弓場徹著 音楽の友社